ロマン・ポランスキーの代表作
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吸血鬼 The Fearless Vampire Killers
ＭＧＭ／1967年 （108分）
製作：ジーン・グトウスキー
監督・脚本：ロマン・ポランスキー
脚本：ジェラール・ブラッシュ、ダグラス・スローカム
音楽：クシシュトフ・コメダ
美術：ウィルフレッド・シングルトン、フレッド・カーター
編集：アリステア・マッキンタイア
出演：ロマン・ポランスキー、ジャック・マッゴーラン、シャロン・テイト、アルフィー・バス、ファーディ・メイン、イアン・カリエ、テリー・ダウンズ、イーアン・クワリエ、フィオナ・ルイス
[プロフィール]
ロマン・ポランスキー Roman Polanski
1933年8月18日、フランス、パリ生まれ。
本名 Roman Liebling。1936年にポーランドに移住。ナチスのユダヤ人狩りに遭い、家族は収容所に送られる。ポランスキー少年は収容所から逃亡、カソリックの家庭を転々としながら放浪生活をおくる。終戦後に父親と再会。母親は収容所で殺されていた。
戦後、ラジオ番組や舞台などの出演を経て、1954年にウージの国立映画学校へ入学。短編の監督や映画への出演などを続け、1962年、長編第一作『水の中のナイフ』を完成。『反發』、『袋小路』、『吸血鬼』など一筋縄ではいかない異色作を発表。アメリカで撮影した『ローズマリーの赤ちゃん』が大ヒットした1968年、『吸血鬼』の主演女優で妻のシャロン・テイトが、妊娠中に、チャールズ・マンソン一家に惨殺される。現場には切り刻まれた５人分の死体が散乱し、天井から血みどろのシャロンが吊されていたという。
『テナント 恐怖を借りた男』や『フランティック』で、不条理な状況に投げ込まれた不安や怯えを描く一方、『チャイナタウン』や『テス』のような古風なスタイルの作品もあり、（たまに『パイレーツ』のような失敗作もあるが）興味は尽きない。また役者としても半端ではなく、スティーヴン・バーコフ演出の舞台『変身』でのグレーゴル・ザムザ役は、高い評価を得た。
1977年に13歳の少女をレイプした容疑で逮捕され、保釈中に撮影でヨーロッパに渡り、そのまま逃亡。2002年、自身の体験を反映させた『戦場のピアニスト』を発表し、アカデミー監督賞を受賞。最新作は天涯孤独な少年の放浪を描いた、チャールズ・ディケンズ原作の『オリバー・ツイスト』(2005年)。
[代表作]
『水の中のナイフ』(1962)、『反撥』(1964)、『袋小路』(1965)、『吸血鬼』(1967)、『ローズマリーの赤ちゃん』(1968)、『マクベス』(1971)、『ポランスキーの 欲望の館』(1972)、『チャイナタウン』(1974)、『テナント 恐怖を借りた男』(1976)、『テス』(1979)、『ポランスキーのパイレーツ』(1986)、『フランティック』(1988)、『キング・オブ・アド』(1991)、『赤い航路』(1992)、『死と処女（おとめ）』(1995)、『ナインスゲート』(1999)、『戦場のピアニスト』(2002)、『オリバー・ツイスト』(2005)
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